ロジカルライティング(大阪) 2/4-5
研修の概要
受講者:18名
業種:IT
実務文の要件
実務の文章を『読みたい』と思う人はいません。『情報がほしい』からしかたなく読むのです。したがって、効果的なコミュニケーションを望むなら、なるべく読み手に文章を読まさずに、それでいて、必要な情報がすべて伝わるような書き方をしなければなりません。
研修の狙い
有益な情報が共有できなければ、生産性は上がりません。商品やサービスの質で勝っていても、それを顧客に正しく伝えられなければ、競争には勝てません。文章の質が低ければ、商売の機会を失うばかりでなく、会社の信用が失墜し、多額の賠償金を請求される可能性すらあります。
上述の「実務文の要件」を満たした文章を書けば、以下のような効果的な情報伝達ができます。
読み手
・必要な情報だけを読める
・内容が一読で理解できる
・書き手の意図を100%近く理解できる
書き手
・自分の考えを100%近く読み手に伝えられる
・内容を読み手の印象に残せる
・論理的に考えやすくなる
・文章を速く書ける
なぜ書けない
・論理的に書くことを勉強したことがない
・経験を積めば身に付くと思っている
・従来の研修/講座に問題がある
本講座の特徴
・文章構成/パラグラフ構成を重視する
・ポイントをしぼる
・演習/添削を多くする
・文章を書く順を考慮して講義する
対象文章
報告書、論文、回答書、提案書、議事録、説明文、意見文、マニュアル、特許、通知文
効果的な文章作成の為の7ヶ条
第1条 まず何を述べるかを書く
第2条 パラグラフを使って書く
第3条 パラグラフの先頭に要約文を書く
第4条 既知から未知への流れで書く
第5条 正しく並列して書く
第6条 1文では1つのことだけを書く
第7条 簡潔に書く
総合演習:2題