IT企業でビジネスディベート研修0909

研修の概要

内容
ビジネスディベート
研修のねらい

日本人は、よく議論が下手だといわれています。これは、単に、日本人の多くが、議論のしかたを学んだことがないのが原因です。議論のしかたを学ぶにはディベートが最適です。ディベートを学ぶことにより、議論に必要な3つの能力:論理的思考力、傾聴能力、意思伝達能力が効率よく身につけられます。

第一に、論理的思考能力が身につきます。論理的思考能力とは、自分の主張が成立する過程を、明確な根拠で抜けなく裏づけられる能力です。ディベートでは、肯定側・否定側のどちらがより論理的であったかを競います。したがって、論理的に考える力が自然と養われます。論理的思考能力が高まれば、複雑な状況下でも正しい判断が下せますし、人を説得しやすくなります。

第二に、傾聴能力が身につきます。傾聴能力とは、相手の主張に耳を傾け、その論点を見抜く能力です。ディベートでは、相手の主張に対して指定時間内に反論しなければ、その主張は肯定されたものとされます。したがって、相手の主張をよく聴き、素早くその論点を見抜く力が自然と養われます。傾聴能力が高まれば、互いの議論を噛み合わせられますし、それだけ論点も深められます。

第三に、意思伝達能力が身につきます。意思伝達能力とは、自分の考えを相手に効果的に、正しく伝える能力です。ディベートでは、制限時間内で、第三者のジャッジに、自分の考えを理解してもらわなければ、勝つことはできません。したがって、自分の考えを効果的に人に伝える力が自然と養われます。意思伝達能力が高まれば、スムーズに議論が進みますし、誤解による問題発生も防止できます。

上記のほか、以下の技術もディベート研修で修得を目指しました。

 ・感情的にならず議論する技術
 ・情報や意見から論理関係を整理・理解する技術
 ・分析力、論点整理力など総合的な議論技術
 ・根拠を明示して、説得力ある話をする技術
 ・複雑な状況で、重要な課題を見出す技術
 ・論理的に意思決定する技術

対象
IT技術系若手社員

カリキュラム

時間1日目2日目
9:00
1.【講義】ディベートとは 何か
2.【講義・演習】論理的思考の構造
3.【講義】論理的にプランを説明するコツ
4.【講義・演習】質問で議論を検証する
8.【演習】本格ディベート準備
9.【講義】論理的に議論を傾聴、分析 意思決定するコツ
12:00
昼食
昼食
13:00
18:00
5.【講義】水掛け論と議論のズレを防く
6.【演習】問題発見と解決策を共有するコツ
7.【演習】 ディベート試合①
・講師よりアドバイスと判定
ディベート試合②
・講師よりアドバイスと判定
10.【演習】 ディベート試合(講師と対戦)
ディベート試合①
・講師よりアドバイスと判定
ディベート試合②
・講師よりアドバイスと判定
ディベート試合③
・講師よりアドバイスと判定
11.【講義】まとめと振り返り

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